ひきこもり相談のご紹介(千葉市・浦安市)

ユニバーサル就労ネットワークちばは「千葉市ひきこもり地域支援センター」の運営と「浦安市ひきこもり相談事業」の2事業をそれぞれ行政から受託し実施しています。受託事業なので、若干運営スタイルは異なりますが、法人としてのひきこもり支援の理念や相談の基本姿勢は統一して行っています

このようなことで、一人で悩んでいる人はいませんか?

  • 働きたい気持ちはあるけれど、何から始めたらよいかがわからない。
  • 将来を考えると不安になるが、家族や友人には相談できない。
  • 以前は仕事をしていたが、辞めてからどう動き始めたらいいかわからない。
  • 人と関わるのが苦手で外になかなか出られない。
  • 身近な人を安心させたい。
  • 家族の事を相談したいが、どこに相談したらいいかわらない。

そんな人は、『ひきこもり相談ではないかもしれない』と思うかもしれません。
でも一度相談してみませんか?

では、「ひきこもり」ってなんでしょう?

最近「ひきこもり」という言葉をメディア等身近な所でよく聞いたり、普段何気なく口にしている方が増えてきています。でも実際にどんな状態かを理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。
厚生労働科学研究「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」では、『さまざまな要因の結果として、社会参加を回避し、原則的に6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念。』と定義されています。

一般的には、以下のような様子や行動などがみられます。

  • 自分の趣味や買い物などは出かけるが、所属したり、通っている団体や会社はない。
  • 一日の大半は自分の部屋や自宅で過ごしている。
  • 家族とは話が出来るが、家族以外との会話は少ない。
  • 家族との会話もほとんどない。

どうして「ひきこもり」になるのでしょうか?

ひきこもりになるきっかけは様々です。
学業、家族関係、人間関係、退職などで傷ついたため、いったん社会から自分を守り、生き方を再考するために意識的・無意識的に様々なかたちで自分を見つめなおしている状態で、特別なことではなく、誰にでも起こりうることです。

ひきこもり支援の基本理念

  • 様々な理由でひきこもっている人やその家族と信頼関係を作り、寄り添い、困りごとを一つ一つひも解いていきます。
    家族との信頼関係を作り、家族の協力を得ながら本人への支援に繋げます。
    ⇒見えてくるひきこもり状態となる要因は、社会的な要因、障害や疾病など様々です。
    ⇒解決するために様々な専門機関と連携し、包括的で継続的な伴走型支援をします。
  • ひきこもっているご本人の心配事や思いを理解し、本人主体の自立した社会生活を応援します。
    本人の背中を少し押しながら、小さな目標を作り、成功体験を積み重ねます。
    それぞれの価値観・環境・状態でゴールとなる自立には様々かたちがあります。ご本人が主人公です、その人が望む自立を理解し、自立した生活が継続できるように一緒に考えます。

ひきこもり相談の基本姿勢

私たちは『ひきこもり支援〔相談〕において大切にしてほしいこと~いつも心がけていたいこと~』を相談の基本姿勢として相談に臨んでいます。

千葉市ひきこもり地域支援センター

千葉市ひきこもり地域支援センターは、2016年2月に千葉市こころの健康センター内にオープンした千葉市在住のひきこもり状態の方、そのご家族のための相談窓口で、センターでの相談以外でも、お近くの保健福祉センターやご自宅に伺いご相談をお受けします。また、地域へのひきこもりの正しい理解を拡げる普及啓発活動としてひきこもりサポーター養成研修やその後のフォローアップ研修、ひきこもりに関する公開セミナーなども行っています。そして、誤解や偏見などにより、地域で孤立しがちなご本人やご家族が、支援に繋がり、誰もがその人らしく地域で暮らすことができることを応援します。

電話番号:043-204-1606
所在地:千葉市美浜区高浜2-1-16千葉市こころの健康センター内

アクセス:千葉海浜交通バス「市営高浜第2」バス停より徒歩3分

  • JR総武線稲毛駅から
    西口3番のりば 「運輸支局入口経由稲毛海岸駅行」乗車
  • JR京葉線稲毛海岸駅から
    南口3番のりば 「運輸支局入口経由稲毛駅行」乗車

相談受付時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00

相談の流れ

お問い合わせ・
初回相談予約
まずは電話でお気軽にご連絡ください。丁寧にお話をお聞きするために原則事前予約制となっています。(緊急対応が必要な場合などはこの限りではありません。)ご本人、ご家族いずれでも結構です。
初回相談
(来所・訪問)
登録手続き並びに現在の状況、お困りごと、ご希望等を相談員がお伺いします。個人情報は厳守しますのでご安心ください。また、必要に応じて各区保健センター等との連携支援などもご提案します。
相談継続・
社会参加同行
初回相談を踏まえて具体的な今後の生活等について一緒に考えていきます。場合によっては、より専門的な支援(医療、就労支援等)につなぎながら連携して支援したり、居場所等への同行もします。
自分らしい生き方の
実現
ご相談者が「サポートがいらない」と思うまでサポートします。一旦終了してもいつでも、ご連絡いただければ再開します。

浦安市ひきこもり相談事業

浦安市ひきこもり相談事業は、2016年7月から浦安市健康福祉部社会福祉課の生活支援相談窓口で週2回浦安市在住の概ね16歳以上のひきこもりご本人またはご家族の相談を開始しました。市役所内というわかりやすい立地での窓口相談は、気軽に立ち寄れる場となっていますが、市役所以外にも、必要に応じてご自宅を訪問したり、ハローワークへの同行や市役所内の他の部署の訪問に同行したり、ひとりでも多くの方へ支援がつながるように活動しています。また、ひきこもり相談窓口の周知やひきこもりの正しい理解を広げるために講演会なども開催します。市役所内の関係機関との連携が強みになっています。

所在地:浦安市猫実1-1-1浦安市役所3F社会福祉課内生活支援相談窓口
電話番号:047-712-6856
相談受付時間:火曜日・木曜日 9:00~17:00

相談支援の流れ

お電話または市役所への来所で、初回相談予約
まずは電話でお気軽にご連絡ください。丁寧にお話をお聞きするために原則事前予約制となっています。(緊急対応が必要な場合などはこの限りではありません。)ご本人、ご家族いずれでも結構です。
初回相談
登録手続き並びに現在の状況、お困りごと、ご希望等を相談員がお伺いします。個人情報は厳守しますのでご安心ください。また、必要に応じて市役所内で連携支援などをご提案します。
ヒアリング・相談継続
初回相談を踏まえて具体的な今後の生活等について一緒に考えていきます。場合によっては、より専門的な支援(医療、就労支援等)につなぎながら連携して支援したり、居場所等への同行もします。
自分らしい生き方の
実現
ご相談者が「サポートがいらない」と思うまで寄り添いサポートします。一旦終了してもいつでも、ご連絡いただければ再開します。